福岡県議会の正副議長ポストを巡る現金授受疑惑で、自民党県議団幹部に多額の金銭を支払ったと告発した元議長の吉松源昭県議は21日、独立性を担保した第三者委員会を設置して調査するよう求める蔵内勇夫議長宛ての申し入れ書を議会事務局に提出した。
蔵内氏はこれまで第三者委は調査結果が出るまで時間がかかるとして設置に否定的な考えを表明。8月以降、外部有識者による全議員への聞き取り調査を行う方針だ。これに対し、申し入れ書は「県民が求めているのは拙速な調査ではない。単なる聞き取り調査ではお手盛りとの批判を払拭できない」と指摘した。
吉松氏は提出後、改めて現金授受の経緯を説明。18年12月に自民幹部と他会派議員による宿泊付きのゴルフ代名目で550万円、19年10月に同様に1千万円を支払った際、それぞれ別の幹部から「蔵内氏に渡す」と言われたと主張した。蔵内氏は自身の関与を否定している。
吉松氏はこの日、服部誠太郎知事らを団長とする海外出張に5年間で計3億円超を支出した問題についても第三者委を設置するよう県側に申し入れた。
























