自動運転システムを手がける「ティアフォー」は22日、東京証券取引所グロース市場に上場した。自動運転技術の開発を専門とする企業では初めて。上場で得た資金で、自動運転を高度化するための人工知能(AI)などの開発を加速させる。

 初値は1株1009円で、13日に発表した売り出し価格の1085円を約7・0%下回った。初値ベースの時価総額は約640億円となった。

 有価証券報告書などによると、ティアフォーは2015年に名古屋大の研究者らで設立。自動運転の基盤となるソフトウエア「オートウエア」を開発し、自治体や交通事業者などに提供している。SOMPOホールディングスやヤマハ発動機、いすゞ自動車などが出資している。

 25年9月期の連結決算は売上高が64億円、純損益は47億円の赤字だった。