東京電力柏崎刈羽原発で、運転員が中央制御室から出るゲートを通る際にIDカードを室内に置き忘れ、同僚のカードを借りて退出していたことが10日までに東電への取材で分かった。本来は不適切な操作だが、管理システムの不具合でエラーが表示されず、防げなかったとしている。

 東電によると今年2月18日、6、7号機の中央制御室内で勤務していた運転員が退出しようとしたところ、途中のゲートを通過する際にIDカードを室内に置き忘れたことに気付いた。先に退出していた同僚が自身のカードを使い、ゲートを通させた。

 本来は一度退出した人が再び退出の操作をするとエラーとなってゲートを通れない仕組みだが、同様の不具合が起きていたという。