中部電力への申し入れ後、記者会見する福島第1原発事故を巡る集団訴訟原告団長の中島孝さん(右から2人目)=18日午後、名古屋市
 中部電力への申し入れ後、記者会見する福島第1原発事故を巡る集団訴訟原告団長の中島孝さん(右から2人目)=18日午後、名古屋市

 東京電力福島第1原発事故を巡り、国と東電に損害賠償を求める集団訴訟の原告団が18日、名古屋市の中部電力本店を訪れ、浜岡原発(静岡県)の耐震データ不正の真相究明を求める申し入れをした。原告団長の中島孝さん(70)は同市で記者会見を開き「データは災害対策の入り口。不正に目をつぶることは許されない」と訴えた。

 申し入れ書では「データが恣意的に扱われ、それが経営判断で行われた疑いがあるとすれば、社会に対する重大な背信行為だ」と指摘した。長年の不正を見抜けなかった原子力規制委員会の責任にも言及。今後、規制委にも同様の申し入れをするとした。