日本産科婦人科学会は7日、重い遺伝性の病気が子どもに伝わらないよう、体外受精した受精卵の遺伝子を調べる「着床前診断(PGT-M)」について、2025年7月~26年6月の1年間に73件を審査し、36件を承認したと発表した。不承認はなく、37件は審査を継続している。

 73件のうち、14件は以前から審査を続けており、新規申請は59件。この期間に初めて申請された病気は、遺伝性難聴や大腸がんのリスクが高い家族性大腸腺腫症など20疾患だった。22年の見解改定後に審査した累計207件のうち、160件が承認された。