福岡県議会が高額な海外視察を繰り返していた問題で、元県議らが公費で同行していたことが7日、議会事務局への取材で分かった。円滑な視察を推進する非常勤の「国際交流コーディネーター」として委嘱し、過去5年間で2人が、タイや韓国に計4回渡航していた。事務局は、費用に見合う成果があったかどうか検証し、見直しを検討するとしている。

 事務局によると、コーディネーターの役割は、各国議会との交流支援や日程調整、通訳などと設置要綱で定める。2人は、元県議の吉村敏男氏(77)と、元経営者の男性(故人)。吉村氏は取材に「長年、県タイ友好議員連盟の会長だった人脈が評価された。日程調整や通訳をしたことはない」と語った。