東日本大震災は11日、発生から15年半となった。津波や東京電力福島第1原発事故に見舞われた東北の沿岸では遺族が犠牲者をしのび、記憶の継承や災害への備えに思いを新たにした。今も2500人超の行方不明者がおり、手がかりを得ようと福島県富岡町の海岸では県警などが約50人態勢で捜索。
津波で大きな被害に遭った宮城県名取市閖上地区の東禅寺では、犠牲者の供養が行われた。副住職の三宅俊尚さん(36)は早朝、墓や境内の慰霊像に手を合わせた。住職だった祖父俊昭さん=当時(84)=と祖母らん子さん=当時(77)=を亡くし、今も顔を思い出す。「これからも死と向き合いたい」と真剣な表情で語った。























