【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は8営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが前日比6・43ドル高の1バレル=102・48ドルで取引を終えた。終値としては5月中旬以来、約4カ月ぶりの高値を付けた。
米国とイランの戦闘が激化し、石油タンカーへの攻撃が増加していることから供給混乱が深刻化するとの見方が強まった。一時、1バレル=104ドル台まで上昇した。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海に面した港湾都市を掌握したと伝わり、海上輸送の要衝バベルマンデブ海峡への影響が懸念されたことも相場を押し上げた。
原油高によるガソリンの値上がりや輸送費増加などを背景とした米インフレの加速が警戒され、長期金利の指標となる10年債利回りは、2023年10月以来となる4・96%台まで一時上昇。市場では米早期利上げの観測が強まり、この日の米主要株価指数は下落した。























