【ブリュッセル共同】カナダのカーニー首相は17日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長がカナダをEUの「準加盟国」として迎えたいとの提案について「歓迎する」と前向きな姿勢を示した。関係深化への意欲を見せたが、EU条約には「準加盟国」の規定はなく、前例もないため、具体的にどのような形になるのかは不透明だ。
カナダはトランプ米政権と通商問題で対立し、関係が悪化。カーニー氏はフランス東部ストラスブールの欧州議会での演説で「関税が圧力として、金融制度が支配の手段として用いられている」と述べ、名指しは避けつつもトランプ米政権による高圧的な政策に連携して立ち向かう必要性を訴えた。EUとカナダは10月に、カナダ東部モントリオールで首脳会議を予定している。
トランプ米大統領は16日、フォンデアライエン氏がカナダを準加盟国として迎えると提案したことを「ばかげた話だ」と述べ、EUに対する関税措置発動の可能性を示唆してけん制した。記者団の取材に答えた。























