トランプ米大統領(ゲッティ=共同)
 トランプ米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は19日、人工知能(AI)を使った悪質な行為を監視するため「AIフォース」を創設する方針を交流サイト(SNS)で表明した。近く責任者を任命する。第1次政権時に創設した米宇宙軍のような組織と説明したが、詳細は不明。急速なAI開発への懸念について「デマだ」と一方的に主張し、AI産業の成長を妨げる考えはないとも投稿した。

 トランプ氏は「AIは次の産業革命、またはインターネットのようなものだが、さらに規模が大きく影響力も強い」と指摘。「われわれは中国や世界のほかの国々をリードしており、この地位を維持する」と強調した。

 米中間ではAI開発競争が激化。24日にホワイトハウスで予定される米中首脳会談でもAIが議題となる見通し。

 AI開発をけん引する企業のトップらがAIの暴走や悪用のリスクに警鐘を鳴らす中、野党民主党だけでなく、与党共和党からも懸念の声が上がり、11月の中間選挙でもAIの規制の在り方が争点の一つになる可能性がある。