勝浦八幡神社の例大祭で行われた、男たちがみこしごと海へ入る豪快な神事=27日午後、和歌山県那智勝浦町
 勝浦八幡神社の例大祭で行われた、男たちがみこしごと海へ入る豪快な神事=27日午後、和歌山県那智勝浦町

 和歌山県那智勝浦町の勝浦八幡神社の例大祭が27日、営まれた。みこしを担いだ男たちがみこしごと漁港の海へ飛び込むように入る豪快な神事があり、観光客らを楽しませた。

 神社を出たみこしは港町を練り歩き、豊漁と航海の安全を願って海へ入り、船に乗せて神社に戻るのが習わし。漁港では、若者らが勇ましいかけ声を上げながらこぐ小型船「櫂伝馬」がみこしを待ち受けた。祭りが最高潮を迎え、みこしが水しぶきを上げながら海に入ると見物客から歓声が上がった。

 同県御坊市から訪れた和歌山県庁職員の楠本光さん(59)は「港町にふさわしい祭りだ。地域の文化として残してほしい」と話した。