最大震度7の地震発生から28日で2カ月となる熊本県で、公的支援の申請に必要な住宅の罹災証明書の交付率が7割に達した。ただ、甚大な住家被害は7万1千棟を超えるが、建設型仮設住宅の完成は26日までに4市町の182戸にとどまり、生活再建の壁となっている。9市町の避難所になお1500人余りが身を寄せており、被災者のニーズに沿った仮住まいの提供が課題だ。
県は、民間住宅を借り上げる「みなし仮設」を含め1900戸分の予算を確保。これまでに6市町で計650戸の仮設団地を計画し、熊本市が別に50戸を整備した。23日時点でみなし仮設の256戸、公営住宅や公務員宿舎の空室の31戸に被災者が入居している。
県は市町村の要望に応じ順次計画戸数を増やしているが、建設用地は限られ不足が見込まれる。
農業を営むなど自宅を離れるのが難しい被災者から、敷地に仮住まいを望む声が多い。県は例外的措置として、コンテナハウスやトレーラーハウスを活用し、敷地への仮設整備にも乗り出している。建設型仮設の予算の一部を充てる。























