福岡地裁
 福岡地裁

 特定危険指定暴力団工藤会のトップだった野村悟被告(79)=二審無期懲役、上告中=が国から違法に所得税を課されたとして、約5億4千万円の課税処分取り消しを求めた訴訟の判決で、福岡地裁(能登謙太郎裁判長)は30日、請求を棄却した。上納金の自身の取り分に関し脱税したとして、所得税法違反罪で実刑判決が確定していた。

 訴訟記録によると、2014年までの7年分で13億円余りの所得を申告しなかったとして、15年に小倉税務署から重加算税を含め約7億3千万円の追徴課税(更正処分)を受けた。国税不服審判所に審査請求し、23年に棄却されていた。