米オハイオ州デイトン郊外バンダリアで演説するトランプ大統領=3日(共同)
 米オハイオ州デイトン郊外バンダリアで演説するトランプ大統領=3日(共同)

 【バンダリア共同】トランプ米大統領の政権運営への審判となる中間選挙まで3日で1カ月となった。対イラン作戦に伴う油価高騰への反発などから、トランプ氏の熱烈な支持層「MAGA(米国を再び偉大に)」派の熱気は広がりを欠き、与党共和党は牙城の中西部の「レッド・ステート(赤い州)」でも防戦を強いられる。野党民主党は「敵失」に乗じて上下両院の多数派奪還を狙う。

 トランプ氏は3日、中西部オハイオ州デイトン郊外のバンダリアを訪問。演説で「民主党が擁立した過激な反米候補の多くは共産主義者だ」と攻撃した。一方、イラン情勢や油価への言及はなく、不人気な話題に触れることを避けた。

 同州はかつて共和、民主両党が拮抗していたが、トランプ氏が過去3度の大統領選でいずれも勝利した。今回の連邦上院選は同州選出のバンス氏が副大統領就任に伴い辞任したことを受けた補選。後任に就いた共和党現職ヒューステッド氏が、民主党候補ブラウン前上院議員を相手に厳しい戦いを迫られている。