顕彰碑の除幕式で写真に納まる参加者ら=18日午後、長崎市
 顕彰碑の除幕式で写真に納まる参加者ら=18日午後、長崎市

 長崎原爆で被爆した医師で平和運動に長年尽力した秋月辰一郎さん=2005年に89歳で死去=の顕彰碑の除幕式が18日、長崎市で行われた。自身も被爆した医師で生前交流のあった朝長万左男さん(83)はあいさつで「先生の薫陶を受けた人はたくさんいる。世界の若者が核のない世界を築けるよう、力を合わせて実現したい」と呼びかけた。

 碑は長崎原爆資料館の近くに設置。式には被爆者や高校生らが参加し、幕が取り外されると拍手が起こった。建立費には市民らの寄付を充てた。

 秋月氏は長崎市出身。市内の病院で勤務中に原爆に遭いつつも、他の被爆者らの救護や診療に当たった。戦後は平和運動や被爆証言の収集に取り組んだ。