横浜市長選で初当選を決め、笑顔の原沢敦美氏=18日午後、横浜市
 横浜市長選で初当選を決め、笑顔の原沢敦美氏=18日午後、横浜市

 パワハラ問題による前市長の辞職に伴う横浜市長選は18日、与野党4党の地方組織などが支援する無所属新人の弁護士原沢敦美氏(59)が初当選を確実にした。出直し出馬した前市長山中竹春氏(54)、立憲民主党県連が支援した元衆院議員の中谷一馬氏(43)、参政党推薦の会社社長福山敦士氏(37)ら6人を破った。

 原沢氏は自民、日本維新の会、国民民主各党の県組織の推薦と、公明党市議団の支持を受け組織戦を展開。複数の企業で社外取締役を務めた経歴を強調しつつパワハラ問題に触れ「職員の笑顔を取り戻し、停滞した市政を前に進める」と訴えた。企業誘致などによる財政基盤の強化も掲げた。

 山中氏は人事権の不当行使や、職員を「人間のくず」と呼ぶなどの言動が第三者調査でパワハラと認定され、9月に辞職。市民に約束した政策を実現するとして出直し選に打って出たが、理解を得られなかった。

 中谷氏は、衆院議員3期などの政治経験を前面に出し、デジタルや人工知能(AI)を活用した市政を主張。福山氏は、経営者の視点を生かした市役所組織改編などを唱えた。