米テスラのイーロン・マスクCEO(ゲッティ=共同)
 米テスラのイーロン・マスクCEO(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】実業家のイーロン・マスク氏は19日、自身が率いる米宇宙開発企業スペースXの株式を2027年に米国の全ての子どもに無償で譲渡すると、X(旧ツイッター)に投稿した。米メディアによると、自身の保有分から1人につき1株ずつ贈るとみられる。

 米CNBCテレビによると、米国の18歳未満の子どもは約7200万人で、譲渡額は計約105億ドル(約1兆6600億円)相当に上る。ただ、マスク氏は過去にも巨額の寄付を約束しながら実行しなかった例があり、実際に約束が実行されるかどうかは不透明だ。

 マスク氏は株式譲渡について「数ある取り組みの第1弾」とも説明したが、具体的な配布方法や対象は説明していない。

 報道によると、マスク氏は現在、スペースX株を少なくとも約48億株保有している。マスク氏は7月以降に共和党系団体へ2億7600万ドル超を寄付。11月に控える米中間選挙で最大の寄付者とみられており、政治献金でも注目を集めている。