【テヘラン共同】イランの強硬派政治団体「ストロング・イラン・フロント」は24日の声明で、最高指導者モジタバ・ハメネイ師に対し、核兵器製造を国防施策の一つとして採用するよう求めた。イラン革命防衛隊に近いファルス通信が伝えた。
米国とイスラエルがイランを攻撃してきた経緯を踏まえ「敵対国は核弾頭を保有している」と指摘。前最高指導者の故アリ・ハメネイ師はファトワ(宗教見解)を通じて核兵器製造を禁止したが、「再考すべきだ」と方針転換を訴えた。
トランプ米政権が求めているとされる高濃縮ウランの国外搬出は「抑止力低下につながる」として断固拒否することを要求。核拡散防止条約(NPT)からの脱退を検討しなければならないとも主張した。
さらに対米協議も拒否するよう訴えた。昨年、今年と2度にわたり核問題協議中に米国が攻撃したことを念頭に「交渉は無益だ。敵に体制立て直しの機会を与えるだけだ」と指摘。代わりに、米制裁の回避や経済問題の解決に注力するべきだと強調した。
ストロング・イラン・フロントは20~40代の有志で構成され、強硬派の立場から政策提言している。イラン革命防衛隊に近いとされる。























