首里城(那覇市)の正殿など7棟が全焼した火災から31日で5年となる。修復作業を一般公開する「見せる復興」を打ち出すなどした結果、火災後に激減した入園者は回復しつつある。城の管理を手がける沖縄県は来年の戦後80年を念頭に、2025年度以降に城の地下に眠る旧日本軍司令部壕の公開を目指す。平和の尊さを伝える遺産としての価値も一層高めたい考えだ。
首里城(那覇市)の正殿など7棟が全焼した火災から31日で5年となる。修復作業を一般公開する「見せる復興」を打ち出すなどした結果、火災後に激減した入園者は回復しつつある。城の管理を手がける沖縄県は来年の戦後80年を念頭に、2025年度以降に城の地下に眠る旧日本軍司令部壕の公開を目指す。平和の尊さを伝える遺産としての価値も一層高めたい考えだ。