日医総研が2022年5月に公表したレポート。「保険外の自由診療の診療科に従事する医師の流出を防ぎきれていない」と危機感を示している
 日医総研が2022年5月に公表したレポート。「保険外の自由診療の診療科に従事する医師の流出を防ぎきれていない」と危機感を示している

 総合病院に勤務していた外科医の小山大河さん(仮名)は、限界を感じていた。研修医時代から長時間労働が続き、疲弊しきっている。残業が少ない病院に移ったものの、医師が少ないため常に呼び出される恐れがあり、気が休まることがない。