新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、県内首長の意見の隔たりが埋まらない。経済的恩恵を受ける地元・柏崎市の桜井雅浩市長は前向きだが、事故時のリスクを負いながら恩恵が乏しい周辺自治体は「議論する段階ではない」と冷ややかだ。花角英世知事は判断材料がそろっていないとして態度を留保し続けている。10月の衆院選では再稼働に慎重な立憲民主党が県内5小選挙区を独占し、先行きは不透明さを増している。
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、県内首長の意見の隔たりが埋まらない。経済的恩恵を受ける地元・柏崎市の桜井雅浩市長は前向きだが、事故時のリスクを負いながら恩恵が乏しい周辺自治体は「議論する段階ではない」と冷ややかだ。花角英世知事は判断材料がそろっていないとして態度を留保し続けている。10月の衆院選では再稼働に慎重な立憲民主党が県内5小選挙区を独占し、先行きは不透明さを増している。