シリア内戦を巡る対立構図
 シリア内戦を巡る対立構図

 内戦が続くシリアで反体制派が突然の攻勢を仕掛け、アサド政権側が統治していた北部の要衝アレッポの大部分を掌握したもようだ。政権側の頼みの綱だったレバノンの民兵組織ヒズボラがイスラエルとの交戦で弱体化、ロシアはウクライナ侵攻の泥沼にはまり、後ろ盾からの支援が低下していた。内戦再燃に焦る政権側は反転攻勢を図るが、長期化も予想される。