全国に111ある活火山の被害軽減に向け、政府の火山調査研究推進本部(火山本部)が、観測や研究の強化を進める。計63人の死者・行方不明者が出た2014年の御嶽山(長野、岐阜両県)噴火がきっかけ。火山の状態を把握し、将来的には噴火の時期や規模などの予測も目指す。ただ火山ごとに事情は異なり、実用的な噴火予測には課題が多い。専門家は「まずは現状を把握し、切迫性を評価することが当面の目標」と指摘する。
全国に111ある活火山の被害軽減に向け、政府の火山調査研究推進本部(火山本部)が、観測や研究の強化を進める。計63人の死者・行方不明者が出た2014年の御嶽山(長野、岐阜両県)噴火がきっかけ。火山の状態を把握し、将来的には噴火の時期や規模などの予測も目指す。ただ火山ごとに事情は異なり、実用的な噴火予測には課題が多い。専門家は「まずは現状を把握し、切迫性を評価することが当面の目標」と指摘する。