17日のフジテレビの記者会見の様子(上)と22日に会見した関西テレビの大多亮社長(右下)、株主の米投資ファンド側がフジテレビの会見などを求めた文書(左)を組み合わせたコラージュ
 17日のフジテレビの記者会見の様子(上)と22日に会見した関西テレビの大多亮社長(右下)、株主の米投資ファンド側がフジテレビの会見などを求めた文書(左)を組み合わせたコラージュ

 スポンサー企業が一斉に離反するという放送局の根幹に関わる「前代未聞」の事態に、フジテレビが崖っぷちに追い込まれている。当初は後ろ向きだった第三者委員会も設置する方針に改めたが、株主の米投資ファンドは批判を招いた閉鎖的な記者会見のやり直しを求めるなどしており、収束のめどは立たない。