食料の現状と供給リスク
 食料の現状と供給リスク

 政府は食生活に欠かせないコメや大豆などの供給が、平年に比べて2割以上減少した際などに、生産計画の届け出を農家に指示できるようにする。増産を求める食料はコメや小麦、大豆、肉類、鶏卵など12品目。政府は1993年の「平成の米騒動」のような状況を念頭に置いている。国際情勢の悪化による輸入減少や、家畜伝染病の発生時なども対象になる可能性がある。