岸田文雄前首相襲撃事件では、木村隆二被告(25)のものとみられる交流サイト(SNS)に選挙制度への激しい不満が書き残されていた。4日の初公判で弁護側は、被告が「世間を良くしたかった」と考えていたと説明した一方、SNSが反響を呼ばず事件につながったと明らかにした。独りで社会に不満を募らせてテロに及ぶ「ローンオフェンダー」型犯罪は後を絶たず、有識者は「自治体と連携したケアが必要だ」と訴える。
岸田文雄前首相襲撃事件では、木村隆二被告(25)のものとみられる交流サイト(SNS)に選挙制度への激しい不満が書き残されていた。4日の初公判で弁護側は、被告が「世間を良くしたかった」と考えていたと説明した一方、SNSが反響を呼ばず事件につながったと明らかにした。独りで社会に不満を募らせてテロに及ぶ「ローンオフェンダー」型犯罪は後を絶たず、有識者は「自治体と連携したケアが必要だ」と訴える。