アフリカでのフランス軍の動向
 アフリカでのフランス軍の動向

 西アフリカなどで過激派対策を担ってきた旧宗主国フランスが、相次いで軍を撤収させている。ロシアの影響力が増す軍事政権だけでなく、友好的だった国々も世論の反発を背景に引き揚げを求め、2月にはコートジボワールの基地が返還された。フランスにとってアフリカの重要性は下がっていたものの“威光”の陰りは否めない。アフリカ諸国がどのように治安を維持していくかは不透明なままだ。