贋作と判断された絵画
 贋作と判断された絵画

 徳島、高知の県立美術館がそれぞれ所蔵する2点の絵画を巡り苦慮している。いずれもドイツで詐欺罪の実刑判決を受けた有名贋作家が自作と主張し、調査した徳島、高知両県は偽物と判断した。両県とも今後贋作と明示した上で展示する方向だが、売り手の画商に返金を求める交渉の先行きは不透明で、作品をどう活用するべきか模索している。