東洲斎写楽の浮世絵「市川鰕蔵の竹村定之進」(ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉から)
 東洲斎写楽の浮世絵「市川鰕蔵の竹村定之進」(ColBase〈https://colbase.nich.go.jp〉から)

 1794年に江戸に現れ、10カ月だけ浮世絵を制作し、姿を消した浮世絵師、東洲斎写楽。謎に包まれたその“正体”は徳島ゆかりの能役者が有力とされている。写楽の研究者や愛好者でつくる徳島の団体は「写楽で町を盛り上げたい」とイベントなどを計画している。(共同通信=別宮裕智)