ギャローデット大の歩み
 ギャローデット大の歩み

 「世界唯一」を称する、ろう者のための総合大学が米ワシントンにある。私立ギャローデット大は手話を体系化された言語と考え、講義や研究を進める上での共通語として使用する。1980年代に「ろう者による公民権運動」と評される取り組みを成功させ、教育の在り方も変革した。ろう者コミュニティーの拠点になっており、15日開幕の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」の米選手団の4割を同大の学生や卒業生、職員らが占める。