原子力規制委が2024年に出した敦賀原発断層審査の結論
 原子力規制委が2024年に出した敦賀原発断層審査の結論

 日本原子力発電は、原子力規制委員会の審査で不合格になった敦賀原発2号機(福井県)の再稼働を目指し、追加調査に乗り出した。2年程度かけて原子炉周辺の地質を調べ再申請する方針だが、規制委幹部は「合格は厳しい」とみる。相次ぐ審査中断など異例の経過をたどり下された判断を覆すことはできるのか。ハードルは高く、再稼働への道のりは長い。