高市早苗首相は衆院選での圧勝を推進力として米中両国との「二正面外交」に本腰を入れる。中国とは台湾有事を巡る国会答弁をきっかけとした対立の長期化に備える。米国とはトランプ大統領との「蜜月」関係をてこに同盟強化を図り、防衛費増額などの圧力回避を模索する。日本の貢献を売り込み、西半球重視へとシフトする米国をつなぎ留める戦略を描く。