「神明あかふじ米第37回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)の東播ブロック大会が10日、日岡山公園野球場(加古川市加古川町大野)で開幕した。東播磨3市1町の8チームが出場。1回戦4試合があり、浜手ロイヤルズ(加古川市)、野口南少年軟式野球クラブ(同)、稲美エンジェルス(稲美町)、曽根青龍野球クラブ(高砂市)が4強に入った。17日に同球場で準決勝、決勝がある。上位2チームは、8月に神戸市で開かれる本大会に進出する。(宮崎真彦、斎藤 誉)
▼浜手、コールド勝ち
▽1回戦
曽根Phoenix
110 0│2
0212×│14
浜手ロイヤルズ
(4回コールドゲーム)
【評】浜手ロイヤルズは、2-2の同点で迎えた三回に北川の適時打や福井のランニングホームランなど長短打が飛び出す打者16人の猛攻。一挙12点を奪って突き放した。曽根Phoenixは、三回1死一、三塁の好機で後続にあと一本が出なかったのが響いた。
▼野口南、10得点快勝
野口南少年軟式野球クラブ
020332│10
110000│2
二見TAGタートルズ
【評】野口南少年軟式野球クラブが着実に得点を積み重ねて10得点を挙げて快勝。五回は先頭打者の四球を足がかりに機動力も絡めて3点を奪った。守備陣も三回以降は立て直し、得点を許さなかった。二見TAGタートルズは、六回に無死満塁と攻め立てたが、及ばなかった。
▼稲美、投手戦制す
稲美エンジェルス
0000001│1
0000000│0
二見フレンズジュニア
(特別延長7回)
【評】稲美エンジェルスが1点を争う投手戦を制した。無得点で迎えた無死1、2塁から始まる特別延長7回。2死から相手の送球エラーで1点を勝ち越した。投げては原、藤岡健の継投が盤石だった。二見フレンズは、打線が3安打に抑え込まれ、好投の投手陣を援護できなかった。
▼曽根青龍、長打で圧倒
東播ナインストリーム
0020│2
550×│10
曽根青龍野球クラブ
(4回コールドゲーム)
【評】曽根青龍野球クラブは、試合序盤から打線がつながり快勝した。一回に先頭打者の四球を足がかりに、2番山中にランニングホームランが飛び出すなど一挙5得点。二回も長打攻勢で5点を追加した。東播ナインストリームは三回1死から連打で2点を返したが及ばなかった。