「神明あかふじ米第37回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会」(県軟式野球連盟、神戸新聞社主催)東播ブロック大会の準決勝、決勝が17日、日岡山公園野球場(加古川市加古川町大野)であった。決勝は曽根青龍野球クラブ(高砂市)と野口南少年軟式野球クラブ(加古川市)の対決。曽根青龍が14-0で野口南にコールドゲーム勝ちし、7年ぶり3回目の優勝を果たした。曽根青龍は決勝まで全3試合コールド勝ちで合計32得点。両チームは8月に神戸市で開かれる本大会に出場する。(田中朋也)
準決勝で曽根青龍は稲美エンジェルス(稲美町)と対戦。同点で迎えた二回裏、打線が爆発。安打や長打に加えて、3番紙野にランニングホームランが飛び出すなど打者一巡の猛攻で一挙6得点を挙げた。稲美は二回表に安打でつくった好機から1点を返して追いついたが後が続かなかった。
野口南は準決勝で浜手ロイヤルズ(加古川市)を2-1で破った。
決勝は曽根青龍が二回、相手投手の制球の乱れを好機に長打を絡めた猛攻を展開。一挙14得点を挙げて4回コールドゲームで試合を決めた。野口南は最終回、二死から四球で出塁するなど反撃の機会をうかがったが及ばなかった。
曽根青龍の大道太祐監督(32)は「練習の成果を発揮して、好機を逃さないように初球からスイングをすることができた。本戦では強いチームであることを示したい」と話した。山中紳太郎主将(11)は「守備の連携がうまく取れて流れを持ってくることができた。本戦は全員で自信を持ってプレーしたい。一戦必勝で優勝を目指す」と前を見据えた。
▽準決勝
野口南少年軟式野球クラブ
002000│2
000001│1
浜手ロイヤルズ
▽準決勝
稲美エンジェルス
0100│1
1601│8
曽根青龍野球クラブ
(4回コールド)
▽決勝
曽根青龍野球クラブ
01400│14
0000│0
野口南少年軟式野球クラブ
(4回コールド)
(曽)渡辺、三軒-山中(野)西川、田中桜、田中樟-田中桜、秋月、田中桜▽本塁打 竹下(曽)▽三塁打 山中、松﨑(曽)▽二塁打 山中、瀧(曽)