今年もまたジメジメとした湿気の日々がやってきた。楽器の調子や鳴りは悪く、弦も不安定になる。弦楽器奏者、なかでもガット弾きにとっては、何故こんな面倒な事をやっているのかと恨めしく思うのがこの季節である。いったい何度、ガット弦などやめようと思ったことか。しかし、やっぱりやめないで良かった、と今年も思うはずだ。
今年もまたジメジメとした湿気の日々がやってきた。楽器の調子や鳴りは悪く、弦も不安定になる。弦楽器奏者、なかでもガット弾きにとっては、何故こんな面倒な事をやっているのかと恨めしく思うのがこの季節である。いったい何度、ガット弦などやめようと思ったことか。しかし、やっぱりやめないで良かった、と今年も思うはずだ。