エッセー・評論

汀にて

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 ことしもあの未明の時刻に、竹筒一つ一つに蝋燭(ろうそく)の明かりが灯(とも)された。

 阪神・淡路大震災からまる18年。そのあいだに培われ、根づいてきた文化というものが、すくなくとも二つある。《心のケア》と《ボランティア》である。そしてそれらがその後起こった新潟の、東北の震災時にもさまざまな救援のかたちで働いたのは、記憶に新しい。「お世話」とか「社会奉仕」といった言葉があるのに、どうしてわざわざ英語でと、この語が流通しはじめたころ抵抗がなかったわけではないが、やはりそう表現するしかない新しさがあったのだとおもう。

2013/1/26

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