ヤマモトマサアキ・画
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  第二章 似た者同士(九十九)

 信長と織田家の筆頭家老である信盛がその草案に目を通したところ、織田家、本願寺、どちらにとっても面子が立つ、すぐにでも同意できるような内容になっていた。