第二章 似た者同士(百二)
弾正と三好長逸、両者が重鎮を務めていた三好宗家は、その中枢から割れた。織田家の上洛前から泥沼の同族争いが続いた。やがて弾正側には義継の宗家が鞍替えし、長逸が率いる三好三人衆側には、阿波三好家以下の四国衆がいっそう肩入れするようになった。
第二章 似た者同士(百二)
弾正と三好長逸、両者が重鎮を務めていた三好宗家は、その中枢から割れた。織田家の上洛前から泥沼の同族争いが続いた。やがて弾正側には義継の宗家が鞍替えし、長逸が率いる三好三人衆側には、阿波三好家以下の四国衆がいっそう肩入れするようになった。