第5部 三歩進んで、二歩下がり

大切な家族が逝ってしまう。父や母、あるいは連れ添った夫や妻、幼い子どもが先立つこともある。長い闘病の末なのか、それとも事故や災害による突然の別れなのか、命の終わり方もさまざまだ。シリーズ「いのちをめぐる物語」第五部は、家族を亡くした人たちの話を届ける。深い悲しみがふと和らいだり、何げない景色や言葉に感情が揺さぶられたり。そうした毎日を繰り返すうちに時間は前へ、前へと進んでいく。各地で遺族の話を書きとめる私たちの取材ノートは日々、膨らんでいった。最初に西宮市で暮らす夫婦の物語から始めたい。(紺野大樹、中島摩子、田中宏樹)
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【読者からの手紙】永遠の別れ、涙拭いて2020/3/5
(21)「心に生き続ける」とは2020/2/23
(20)思い続け一緒に生きる2020/2/22
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(18)爪のかけら、大切な宝物2020/2/20
(17)笑顔に何度も救われた2020/2/19
(16)暖かな場所に、きっといる2020/2/18
(15)小さな骨つぼと過ごす日々2020/2/17
(14)忘れられない「ママ、怖い」2020/2/16
(13)父が誰かの生活潤わせる2020/2/15
(12)やる気が出なくなった2020/2/14