１９日開催の「第７回神戸マラソン」（神戸新聞社など共催）に出場するランナーを応援するため、ＪＲ神戸線の新長田駅から鷹取駅にかけて、児童生徒が描いた絵を長田区内の高架壁面に飾る恒例の「壁画アート」が登場した。

　実行委員会が企画し、スタートから約７キロの地点からコース上に続く。昨年のだいち小学校（須磨区）、太田中学校（同）、六甲アイランド高校（東灘区）の作品４１点に加え、太田中が今年制作した１５点が並ぶ。

　縦１５０センチ、横２１２センチのテント生地に原画を転写。ゴールを目指して走るランナーや沿道で応援する人々を生き生きと描き、「『ありがとう』を次の一歩へ」「ファイト」のメッセージがランナーを励ます。マラソンに挑む鉄人２８号がゴールテープを切るユニークな作品もある。

　実行委は「地元の応援を感じながら元気に完走してほしい」としている。（坂山真里緒）