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祖父への思いを胸に完走した乾聖陽さん(右)を、母の喜代美さんが出迎えた=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)

祖父への思いを胸に完走した乾聖陽さん(右)を、母の喜代美さんが出迎えた=神戸市中央区港島中町6(撮影・後藤亮平)

 忘れず、前へ-。19日、阪神・淡路大震災から23年近くたった街を舞台に開かれた第7回神戸マラソン(神戸新聞社など共催)。東日本大震災や熊本地震の被災地から参加した人も多く、それぞれの「あの日」を胸に駆け抜けた。失った家族への思いや教訓を、若き次世代へ。伝える決意、受け継ぐ勇気が、ランナーたちの背中を押した。

 「おじいちゃんに背中を押された気がする」。甲子園大(兵庫県宝塚市)1年の乾聖陽さん(18)=大阪府能勢町=は初めてのフルを走り切り、笑顔を見せた。

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2017/11/19
 

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