爪にまつわる猫飼いあるあるがSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは漫画家の山本さほさん(@sahoobb)が
「猫飼いあるある
これが部屋の色んなところに落ちてる」
と投稿した一枚の写真。
床に落ちているのは剥がれ落ちた爪…もしかして猫がケガしてしまったのかと焦る人もいるかもしれないが、猫にとって古くなった爪が脱皮のように剥がれるのは普通のこと。猫は定期的に爪を噛んで古い爪をはがすので、猫飼いの家の床には自然とこれが散乱してしまうのだ。
山本さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「最初に見た時に爪が取れたのかと思ってオロオロしましたヽ(д`ヽ)」
「これ!同じものが猫の眉間に刺さってて、見つけた時は眉間から爪が生えてきたのかと超焦りました」
「あるある。
このタイプの爪ガラの後には、もれなくシャープな爪が現れるので、『3Dオルファか!』と思ってました。」
「我が家では『まきびし』と呼んでます。」
など数々の共感の声が寄せられている。
■投稿者さんに聞いた
山本さんに話を聞いた。
ーー猫の爪が落ちているのを見つけた時は。
山本:爪がはがれたのかと思い焦りましたが、もう17年も飼っているので今はみつけてもゴミ箱にポイです。
ーー投稿が反響を呼びました。
山本:意外と知らない人が多くてびっくりしました!確かに、猫飼い以外は目にしない物かもしれません。
◇ ◇
もしこれから初めて猫を飼うという方は、爪が床に落ちていても焦らないようお願いしたい。
なお、今回の話題を提供してくれた山本さんは現在『無慈悲な8bit』(KADOKAWA)、『きょうも厄日です』(文藝春秋)を連載中。また今年4月には小説新潮で連載して人気を博したエッセイ漫画『てつおとよしえ』(新潮社)が単行本化されている。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)