(提供:norico by ガリバー)
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道路標識には数多くの種類があり、意味が分かりにくいものも多いです。「どっちの意味だっけ?」「知っている標識とは何かが違う」…といったように、区別のつきにくいものもあります。よく見る標識で多くの人が特に間違えやすいものをご紹介します。この機会にぜひおさらいしましょう。

▽①駐停車禁止と駐車禁止

駐停車禁止の標識は、赤丸に赤で「×印」です。一方、駐車禁止(=停車は可)は赤丸に斜線1本で示されます。「線の数が多いほど規制が強い」と考えると、覚えやすいでしょう。

なお駐車とは、荷物の積み下ろしや人の送迎待ちなどで車両を5分以上停めることです。運転手が車両から離れていて、すぐ発進できない場合も駐車に含まれます。これに対して停車は短時間(5分以内)だけ車両を停めることで、且つ車両をすぐ発進できる状態にある場合を指します。

▽②通行止めと車両進入禁止

赤枠に「×印」が入っているものは通行止め、斜線が1本入ったものは車両通行止めを示します。 通行止めの場合、標識が設置されている範囲内は、どの方向からも通行ができません。

一方の進入禁止は、赤地に横1本の線で示されます。進入禁止の場合、他方向からであれば、道路を通行できます。例えば一方通行の出口部分には、進入禁止の標識が設置されています。

▽③最高速度と最低速度

赤枠の中に数字だけ書かれているもののが最高速度、数字に下線が引かれているものが最低速度です。

(まいどなニュース/norico)