完全に自分ちじゃんよ…(ハナさん提供)
完全に自分ちじゃんよ…(ハナさん提供)

「高校時代の部活の写真を見返してたら
よく道場に遊びに来てた野良猫が出てきた。
野生を忘れすぎている。」

高校時代の部活の時の写真をX(旧Twitter)に投稿した、ハナさん(@chakohakulog)。そこには、弓道着姿の女子を目の前にお腹を見せるヘソ天寝の猫さんの姿が…弓道部だったハナさんが部活動を行っていた道場によく顔を出していた野良猫さんだとか。そんな野生を忘れた野良猫さんの仕草にキュンキュンする人たちが続出。たくさんのコメントが寄せられています。

■「ハナさんが射抜いた 野良ちゃんなのに、心を許してくれるなんて余程だと思います」

「これは野生を完全に忘れとる笑笑」
「リラックスしまくりですね」
「完全に自分ちじゃんよ…」
「弓道女子だけにノラネコちゃんの可愛さにに心を射抜かれたんですね」
「ハナさんが射抜いた 野良ちゃんなのに、心を許してくれるなんて余程だと思います」

多くの人たちをくぎ付けにした野良猫さん。当時のことなどを、ハナさんに聞きました。

■野良猫は週4回、道場に現れた ゴロゴロしながら練習を見ていた?

--野良猫さんを何と呼んでいた?

「ちくわです。去勢されていない男の子でした」

--写真のちくわくんは、ヘソ天寝。何をしていたのでしょうか。

「とても人懐っこい子だったので、(ハナさんが)お腹をなでてあげていたらそのまま寝てしまったところです」

--よく道場に遊びに来ていたとか。

「いつも的場側(弓を撃つ的がある方向)からやって来るので、姿が見えたら部員は練習を中断していました。ご飯をあげたことは一度もなかったのですが、週に4回くらいの頻度で遊びに来て、何をするでもなく道場でゴロゴロしながら皆の練習を見ていました。顧問の先生はあきれていましたが…部員たちは皆猫をかわいがっていたんです」

--どんな猫さんでした?

「とても人懐っこくお利口な子で、道場の中でもイタズラ一つしませんでした。体のどこをなでても抱っこしても大丈夫だったので、外飼いの猫か地域猫ちゃんだったのかもしれません。未去勢だからか鳴き声が特徴的で、『ビャア』としか形容できない大きな声で鳴いていたのをよく覚えてます(笑)」

--ちくわさんは今どうしているのでしょうね。

「私が3年生で引退するまではいましたが、その後顧問が代わってしまい、どうなったのかは分かりません。ちくわは毛並みのきれいな猫ちゃんでしたので、願わくば地域猫として元気に生きているか、幸せな最期であったことを祈ります」

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)