軽自動車のフロントの「ナンバープレート」、どうして真ん中じゃないの?※画像はイメージです(coward_lion/stock.adobe.com)
軽自動車のフロントの「ナンバープレート」、どうして真ん中じゃないの?※画像はイメージです(coward_lion/stock.adobe.com)

軽自動車は、フロント部分の「ナンバープレート」が、車体中心から少しズレた位置に取り付けられている場合があります。「どうして真ん中じゃないんだろう…」と、疑問に思ったことはありませんか?赤城教習所グループの公式TikTokアカウント(@akagi_channel)が理由を解説しています。

■「しっかりエンジンを冷やすため」だった!

国土交通省の決まりにより、ナンバープレートは「番号の識別に支障が生じないように、見やすい位置」に配置することとなっています。ですが、「真ん中」という決まりはありません。

普通車はボンネット内のスペースが広いので、「ラジエーター」というエンジンを冷やす機械をある程度自由に配置できます。一方で、多くの軽自動車はスペースの問題でラジエーターを真ん中より助手席側に取り付けています。そのため、「しっかりエンジンを冷やす」目的で、ナンバープレートを真ん中からズラして配置しているのだそう。近年では、「バンパーの形」を変えることでしっかりと冷やせるようになり、真ん中につけられる軽自動車も増えてきているといいます。

▽出典
・赤城教習所グループ 公式TikTok/軽自動車のナンバーがズレてる理由
・国土交通省 公式/~ナンバープレートを見やすく表示しましょう~