「うちの猫は家の中で行方不明になる」
そんなコメントとともにXに投稿された1枚の写真が、大きな話題を呼んでいます。投稿したのは、Xユーザーのマグルの猫さん(@chimakiningen)。写っているのは、愛猫の「ミア」ちゃん(2歳・女の子)です。
白黒のブチ柄が特徴的なミアちゃん。その下に敷かれていたのは、白地に黒い丸模様があしらわれたブランケットでした。その柄とミアちゃんの模様が見事に一致していて、上から見るとまるで敷物と一体化しているかのように見えるのです。
このトリックアートのような1枚が投稿されると、たちまち注目を集め、1.6万件を超える“いいね”が寄せられました。どのような経緯で撮影された写真なのか、飼い主さんに詳しくお話を伺いました。
■目を離したすきに…“ブランケットと一体化した猫”
ーー撮影時の状況を教えてください。
「場所は私たちのベッドの上です。本来は猫用に購入したブランケットなのですが、クーラーの効いた部屋で使うのにちょうど良いサイズだったので、私たちが使ってしまってるんです。この日も、ふと目を離したすきにミアちゃんがその上でくつろいでいたので、思わず撮影しました。ブランケットの柄がミアちゃんの白黒模様に似ていたので、もともとそれを意識して購入したものです」
ーー丸模様のサイズ感までぴったりですね。この光景を見た感想は?
「本当に騙し絵のようで、“木を隠すなら森の中”ならぬ、“ミアちゃんを隠すならこの水玉ブランケットの上”だなって思いました(笑)」
ーーその後、ミアちゃんはどうしていましたか。
「そのまま水玉ブランケットの上で、ぐっすりと爆睡していました」
ーーミアちゃんは、どんな猫ちゃんですか。
「普段はお腹が空くと大声で要求鳴きをしたり、朝早くに寝ている飼い主の上に乗って顔を殴ってきたり、嫌なことは断固として拒否したりと、お嬢様気質な性格です。それに加えて、甘えん坊ぶりが極まっていて、飼い主のあとを執拗にストーキングしてくることも。ミアちゃんは、丸くてふわふわしたボールが大好きで、それを遠くに投げるとくわえて人間のところまで持ってくるという、まるで犬のような遊びが大のお気に入りです」
水玉ブランケットに見事に“擬態”したミアちゃんには、リプ欄でも驚きと癒やしの声があふれていました。
「かわよい模様」
「敷布迷彩猫ゃん」
「かっこいいですにゃ」
「保護色…。どこー?」
「マリメッコ模様ニャ~」
「なかなか見つからなさそう」
「碁盤の上でも行方不明になりそうだニャ」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)