最近は演技力が高い女優が支持を集める傾向があり、女優シーンは実力志向となっているといいます。芸能人・有名人の人気度や将来性について定期調査を行っている株式会社アーキテクト(東京都港区)が、このほど発表した「演技力があるイメージが強い女優ランキング」によると、「安藤サクラ」さんが1位に選ばれました。
同社は、一都三県在住の10~60代男女・計1100人を対象に実施された調査をもとに、芸能人や有名人の「認知度(顔と名前を知っている)と「誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)」のデータを掛け合わせて算出された独自の指標「パワースコア」をもとにタレントランキングを作成しています。
本調査は、2025年度の最新データを利用し、「演技力がある」イメージが強い女優について、パワースコアが高い順にランキング形式でまとめたものです。TOP3の結果は以下の通りです。
▽演技力があるイメージが強い女優ランキング
【1位:安藤サクラ】
東京都出身。2007年、父・奥田瑛二が監督を務めた映画『風の外側』で急遽代役として起用されて主演デビュー。多彩な表現力で注目を集め、2012年に公開された映画『かぞくのくに』でキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞などを受賞。2018年にはNHK朝ドラ『まんぷく』でヒロインを演じました。
2025年1月期の市川実日子主演ドラマ『ホットスポット』(日テレ系)に東京03の角田晃広が演じた宇宙人の母親役でゲスト出演。日本アカデミー賞授賞式の司会でも活躍。8月にスイスで開催されたロカルノ映画祭パルディ・ディ・ドマーニ部門出品作品『A Very Straight Neck』で主演しています。
【2位:江口のりこ】
兵庫県出身。2000年に柄本明が座長を務める劇団東京乾電池に入団。2024年には映画『愛に乱暴』で第34回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞しました。2025年3月31日から放送が開始されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演。4月期ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)にも出演しました。
【同率2位:余貴美子】
神奈川県出身。1976年にオンシアター自由劇場に入団。2008年に映画『おくりびと』、2009年には映画『ディア・ドクター』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2009年、2010年に続いて受賞しています。2024年には朝ドラ『虎に翼』でヒロインの夫の継母を演じました。2025年5月~7月に上演された舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』にも出演しました。
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【出典】
▽タレントパワーランキング supported by DmMiX/「演技力がある」イメージが強い女優TOP20