令和の若者の4割超が「名前を読み間違えられた経験がある」 ※画像はイメージです(milatas/stock.adobe.com)
令和の若者の4割超が「名前を読み間違えられた経験がある」 ※画像はイメージです(milatas/stock.adobe.com)

株式会社ワカモノリサーチ(東京都杉並区)が運営する10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト『ワカモノリサーチ』は、このほど「自身の苗字や名前の読み間違い」に関する調査結果を発表しました。それによると、令和の若者の4割超が「名前を読み間違えられた経験がある」ことがわかりました。

調査は、全国の14歳~19歳の男女603人を対象として、2025年7月にインターネットで実施されました。

その結果、「自分の苗字や名前を読み間違えられたことはありますか」という質問に対して、「読み間違えられた経験がある」と答えた人は43.9%となりました。

なかでも特に多かった読み間違えが「濁点があるかないか」というもので、「ハマザキなのにハマサキ」「ヤマサキなのにヤマザキ」「オタなのにオダ」「ネザキなのにネサキ」など、「サ」と「ザ」の使い分けで間違えられる意見が目立ちました。

ほかにも「ササガワなのにササカワ」「タドコロなのにダドコロ」「オオカワラなのにオオガワラ」など、濁点のありなしでの読み間違えの回答が多くみられました。

また、メジャーな苗字・名前の読み間違えでは、「ワタナベなのにワタベ」「ワタベなのにワタナベ」のほか、「シヅクと書くのがシズクと書かれた」や「ウメヅなのにウメズと書かれたことがある」のように、読みでは変わらないものの、書くことで「名前を間違えられていたんだ」と発見する若者もいることがわかりました。

一方、「読み間違えられたことがない」(56.1%)と答えた若者からは、「わかりやすい名前だから」「誰もが誤読しようがない簡単な苗字だから」という意見が圧倒的に多くなったほか、「珍しくて周りにいない苗字だから間違えられない」という声も寄せられ、読み方が単純なメジャー苗字かマイナー苗字だと間違えが少なくなることがうかがえました。

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【出典】
▽ワカモノリサーチ
https://wakamono-research.co.jp/media/