「あがりください」「おあいそお願いします」…。鮨屋でそんな言葉を口にしたことはありませんか?なんとなく“通っぽい”と思って使っていたその言葉、実は鮨屋の世界では違う意味を持っているのだそう。そんな「鮨屋の隠語」の本当の意味を寿司職人養成学校「東京すしアカデミー」のインスタグラム(@tokyo_sushiacademy)が紹介しており、670万回以上再生されています。コメント欄には、「改めて意味を考えると、なるほどとなりますね」「恥ずかしい、無知って怖い」などの言葉が寄せられています。
■「あがりください」の本当の意味とは?
投稿によると、板前が一番嫌がるのは「鮨屋の隠語」をお客さまに使われることだと言います。たとえば、来て座っていきなり「あがりください」と言われると、「えー?」と思われるのだとか。「あがり」というのは、実は「一番最後に出てくるお茶」のことだそうです。お客さまに「最後のお茶しか言わないんですよ」と説明するのも…、とのこと。動画内の板前さんは「あがりください」と言われても、ホールの人には「お茶ひとつお願いします」と言うそうです。
■「おあいそ」の本当の意味は?
ほかにも、「おあいそ」の意味を間違って使っているお客さまもいるそうです。「おあいそ」とは、ホールの人に「お客さまがお帰りなので、愛想よくしてください」という意味だとか。そのような気持ちを込めて、「お愛想(おあいそ)」と言うとのこと。お客さま側が「おあいそ」と言うと、「もうこの店には愛想が尽きた」という意味になると言います。そのため、「絶対に言わない方がいいです」とのこと。
「おあいそ、以外に何ていうの?」というコメントには、「お勘定」や「お会計お願いしますって言えば良いと思うよ」など、他ユーザーからの返信コメントも多く寄せられています。
▽出典
・東京すしアカデミー「鮨屋でやってはいけないマナー」

























