車椅子を利用している方が使いやすいように鏡がついている※画像はイメージです(Serhii/stock.adobe.com)
車椅子を利用している方が使いやすいように鏡がついている※画像はイメージです(Serhii/stock.adobe.com)

エレベーター内には鏡が設置されていることが多いですよね。その鏡で髪型やお化粧、お洋服をチェックすることもよくあること。けれども、エレベーターに鏡が設置されている元々の理由はご存じでしょうか。エレベーターの取り付けを行っている日栄工業株式会社のインスタグラム(@nichieikougyou_official)では、「エレベーターに鏡がついている理由」を紹介しています。

■エレベーターの鏡は車椅子ユーザーのため

身障者対応エレベーターでは、車椅子の方が乗った時に使いやすいようにと、

・鏡
・手すり
・操作盤

などがついているそうです。車椅子でエレベーターに乗ったときでも、車椅子の高さに合わせた位置に操作盤のボタンや手すりがあるとのこと。では鏡は何のためにあるのでしょうか。車椅子でエレベーターに入った時に、エレベーター内で反転できるスペースがない場合、ドアが開いてもフロア状況が確認できません。そのため、安全性を考えてドアの正面に鏡を設置することで、鏡を見ながらバックができるようになっているそうです。

▽出典
日栄工業株式会社インスタグラム「エレベーターに鏡がついている理由」